2002年,我が国が提唱した「持続可能な開発のための教育(ESD)の10年」,Decade of Education for Sustainable Development(DESD)は,今年,中間年を迎えました。文部科学省および日本ユネスコ国内委員会は,ESDを「持続発展教育」と称し,2008年には,その普及推進ための有効な手段として,ユネスコの国際的な学校間ネットワークである「ユネスコスクール」を活用することを提言しました。文部科学省は,加盟校500校を目標に掲げ,その加盟促進に努めていますが,その数は近年増えつつあり,現在100校を越えています。
東北地方においても,宮城教育大学,岩手大学,東北大学の主導のもと今回の大会が開催される気仙沼市をはじめ各地域において,ユネスコスクールへの加盟が積極的に推進されました。今や,東北は加盟校30校,申請校9校と,日本で最も多いユネスコスクールを誇る地域となりました。
今回,第1回のユネスコスクール東北大会を,ESDに早くから取り組む気仙沼市で開催し,東北および韓国のユネスコスクールのESDの実践について相互交流を図りながら学びあうことは,ESDの理解を一層深め,日本および韓国のESDのさらなる普及発展とその実践の充実に寄与するものと期待します。